6月のZINE【連載:Girly Time by acanel 】

acanel

こんにちは、あきゃねるです。
突然ですが…今回で最終回!

ランプサイド、閉鎖します。といっても、更新が終わるだけで、これまでの記事は共同サイトの「ペトリコールのあとで」に移動するので残ります!

ランプサイドは、思い出がいっぱい詰まったアルバムになるのです。たまにペラペラと見返してもらえたら嬉しいな。

これで最後のZINE。最初から最後までZINE作るの楽しかった…。ZINEのイベントとか出たいくらい。出ようと思う。ZINE楽しい。

それでは最後のZINE,印刷したものをバーッと見せますね。最後はデジタルのZINEもあるので、細かい字はぜひそちらを見てください。

PRINT-1
表紙と裏表紙

表紙のタイトル「あなたが見据えた未来に、私も…」は、リコカツより。主題歌「Pale Blue(米津玄師)」の歌詞の一部。見据える未来って言葉、良いなぁ。

裏表紙はサイドランプのスクショ。ワードプレスのこのテーマ素敵だね。カシャカシャとスクショしたよ。しみじみ。

PRINT-2

リコカツのお話。これ書いている数日前に最終回があった。最初は北川景子をみるとDAIGOがチラついて、瑛太をみると木村カエラがチラついていたけれど。見続けるうちに、本当に夫婦に見えてくるもんだから。役者ってすげえなぁ!

PRINT-3

You Tubeとかインスタで「Studio Vlog」って検索すると幸せになれる。可愛い紙雑貨を作っているクリエイターさん達のお部屋や作業風景がいっぱい見られる。

「アトリエ」じゃなくて「スタジオ」なんだね。スタジオって音楽作るとこってイメージあった。この、ゆるきゃらは、Studio Vlogの影響をバリバリに受け取った。可愛いでしょ〜

PRINT-4

このスイーツレポ、1,2周間でもらって完食したお菓子、の一部。本当はもっと食べた。いっぱい。さらにカレー大盛り食べるブームで、毎日楽しく食べていたので、むっちむちに太った。なので今はお菓子食べてないしご飯も少なくしているし、なんとか体重戻せた。良かった…。

PRINT-5

現代アートにハマっていた週があって、その時に書いた。私もアートなことしたいなと思いつつしてないので、芸術家ではないな。芸術家はきっと筆を走るのを抑えられないから、描きたいと思う前に描いているはずだ。

KYNEの絵、どしてそんな高い?という興味から始まったけど、今はとても好き。adidasとコラボしたTシャツとシューズ欲しいくらいに。

PRINT-6

裏写りすごくて笑う。でも、裏写りって印刷ならではだから好き。温かみ。美術手帖は有料記事もあるけれど無料記事でも充分なほど情報量多し。有料は月300円で読み放題で、お得だ。入ろうかな。

NFTアートはね、ほんとによく分かんない。サイトに登録だけしたけど、やらない未来しか見えない。ストックイラストとの違いがいまいちわからん。仮想通貨って、暴騰と暴落を繰り返していて、恐ろしいやつだよ。

PRINT-7

日常の漫画を描いてみた。川尻こだまさんの影響である。今はダイエット中だから食パンの大食いしていないぞ!今、食パン買ったら今度こそ冷凍できそうだ。

ダイエット終わったら(ダイエットに終わりないけど、ある程度痩せたらチートデイを取り入れたい でもチートデイが癖になって太ってくんだよなぁ…)食パン2斤を、そのまままるごと食べたい。もう1斤おかわりして、生クリーム、はちみつ、バナナ、チョコ、などを乗せたい。さらにもう1斤を追加して、焼いて食べたい。今、すんごいお腹減ってるので想像では4斤すぐに食べられる。お腹すいた。

PRINT-8

たんぽぽ癒やされる。右の絵の描き方、初めてしたけれど、なんか良い。ストリートアートみたいだ。また描こうと思う。

これでZINE終わり。一ヶ月かけてコツコツと書いたのだけれど、思ったより少ないな。

電子版のZINEの乗せるね。

ぺと

ぺと

ぺと

ぺと

ぺと

ぺと

ぺと

ぺと

気づいたら、もう4年も連載させてもらえました。

1年間の連載なのかな?と思っていたので、こんなに長く続けることができるとは。

私は昔からずっと絵を描いていると、どこかに「しんどさ」がありました。
それが何なのか?ずっと分からないままで。

最近になって、「認めてもらいたいから絵を描いている」ということに気がつけました。そして、それが「しんどい」という気持ちになっている、と。

子供の頃は絵を描くのが楽しかった。いつの間に小さい賞をもらうことが当たり前になって。賞を取るために、いい感じの絵を描いているような感覚になっていった。

大きい賞はとったことないし、周りにはもっと上手な絵を描く同級生がいる。なにかに焦る気持ちが大きくなっていく。

小学生の時から描くのが辛くなっていった絵。
中学生になってからは、オタクと思われたくなくてあんまり描かなくなって。高校生の時は、本気でたくさん描いた。絵を描く仕事がしたいと思ったから。レストランで個展したり、いろんな賞に応募したり、イベントに出店したり。

描きたい絵は何?と深く考えるほど、分からなくなる。絵と向き合うほど、どんどん辛くなっていく。絵を買ってくれた人に申し訳ない気持ちがある。小さい女の子がポストカードを買いにきてくれたときは、謎の罪悪感で押しつぶされそうだった。(今思うとすごく嬉しい。150円を握りしめて買いに来てくれた…可愛すぎる…きゅーーーーーん。絵柄が変わっちゃうことにも罪悪感があったけれど、別にそんな感じることないなって。その時にしか描けない絵を、その時にしか買えない人が買ってくれた。素敵な話じゃないかあ。)

なんの賞も取れないことが悲しいと思った。

個性的な絵を描きたい→すごいと思われたい
トレンドを捉えた今どきな絵を描きたい→おしゃれと思われたい
可愛い絵を描きたい→可愛いと思われたい

どこかで、こんな下心があると気づいていた。でも私はすごくもないし、おしゃれでもないし可愛くもない。そうなりたいと努力することも、ない。(だらけるの最高だもん〜)

大人になって少しずつ絵の仕事をすることが増えた。(高校生の私は絵の仕事ってどうやってするの?????どこで見つけるの????と、すっごく疑問に思っていて未来が不安だった。答えを言うとクラウドソーシングだよ。ランサーズとクラウドワークスに登録して、片っ端から応募するんだ!)

イラストレーターは、クライアントの意思を絵にしないといけない。だから、「この会社はこんな絵が合うな」とか「こういう絵が映える」とか考えるのは当たり前のこと。でも私は、そういうことをするのが、とてもしんどかった。

ありがたいことに絵のお仕事で、嫌な経験したことないんだけどね。少ししかしてない、というのもあるけど。

その人のため、その会社のために、と考えるほどに分からなくなる。絵がどんどん硬くなる。見返すのがつらい。納品して開放されたいので、なんとか絵を描く。仕事で絵を描くこと、自分からどんどん辛くしていった。

いつからか、描き終わった自分の絵を見ることが辛くなっていた。絵のサイトも作ってはすぐに消す。仕事の実績も消しちゃう。無無無〜。

そんな闇っ子な私。この4年ず〜っと肯定してくれていたのが、まみこさん。

「どうして私を応援してくれるんだろう…????」と、ずっと思っていたけれど、まみさんは好きなものに「好き」と言って、実際に行動しているってことなのかも。と思った。

それって、とても素敵なことだなぁ。

なぜ好きなのか?理由はないよね。好きなもんは好き。私は、私が「好き」って思う絵を描けばいいだけなんだなぁ、と。

本当に最近。今月のどこか、ってくらい最近。すんなりと腑に落ちた。お仕事の絵も、とても楽しい。(1社としかしてないけど)

特別なきっかけはなかったかな。悶々としていた気持ちを書き留めていたら、なんかスンッて腑に落ちた。アウトプットって大事だなあ。自分の気持ちを書くのって恥ずかしいけれど、大丈夫。みんな恥ずかしい気持ちいっぱい持ってる。

私、夢はイラストレーターとか画家だ、って思っていたけれど、絵が描きたいだけなんだなって思った。お金になればラッキーだし、ならなくても別にいいじゃん。お仕事は他にもあるし。

不思議なもので、感覚が高校生→中学生→小学生と遡っていった。小学校に入るか入らないか、チラシの裏に描いていた女の子の絵がお絵かきの原点。誰かに見せるためでも、褒められたいわけでもなく、こっそり描いていた。
絵を描くのって楽しいなぁ。
そう再確認できた最近でした。

そんな中でのランプサイドの閉鎖だったので、びっくりしたけれど、いつかはその日が来るよね。

名残惜しい…という気持ちもあるけれど、これまで毎月20日前後はヒーヒー言っていたので(締め切り近づかないと製作できないやつ)来月からはゆっくりしよーっと!笑

これで最後だね。

また会うことがあれば、ぜひ見てね。

今まで、ありがとうございました。

2021年6月23日 acanel

girlytime-title